JR3社が相互利用を記念して「3種類の限定ICカード」を発売

2007年12月21日20:12  ニュース

 21日、JR本州3社はIC乗車券「Suica」「TOICA」「ICOCA」の相互利用を2008年3月29日(土)から開始すると発表しました。

 小田原から沼津、岐阜から大津へのように各エリアをまたがった利用はできませんが、同日から東海道新幹線でサービスを開始する「EX-ICサービス」や、同月15日からサービスを開始する「モバイルSuica特急券」と組み合わせることで、東京・名古屋静岡・大阪・仙台・新潟の5エリア間をシームレスに移動することが可能になります。

3種類の記念カードを発売

 JR3社は相互利用開始を記念して、それぞれ「記念カード」を発売する予定です。 販売枚数は、「Suica」5万枚、「TOICA」2万枚、「ICOCA」3万枚で、それぞれ柄が異なり、コレクター心をくすぐる内容となっております。

 3月29日には、カード収集のため東海道を奔走するコレクターがたくさん現れるのでしょう。仙台・新潟・首都圏・名古屋静岡・関西・岡山広島でそれぞれ異なる柄を販売したらもっと面白かったはず。

 東京駅や新大阪駅にあるJR東海の窓口で「TOICA」が発売されるかなど販売箇所はまだ未定ですが、楽しそうなイベントになりそうです。

JR3社の相互利用開始プレスリリース (12/21)
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2008年3月に予定されている主な事柄

1日(土)
 静岡地区へTOICAエリア拡大 記念TOICA発売
14日(金)夜
 寝台列車「銀河」「なは」「あかつき」ラストラン
15日(土)
 2008年3月ダイヤ改正
 モバイルSuica特急券スタート Suica利用可能エリア拡大
18日(火)
 SuicaとICOCA電子マネー相互利用開始
29日(土)
 Suica・TOICA・ICOCAの相互利用開始 記念カード発売
 EX-ICサービス開始
 仙台・新潟エリアでPASMO利用開始

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