「マレーシアに新幹線を!」国土交通省とJR東日本がアピール
2014年11月08日18:15 鉄道ファン向け
マレーシアの高速鉄道計画へ新幹線の導入を目指し、国土交通省が「高速鉄道セミナー」を首都クアラルンプールで開催しました。
「高速鉄道セミナー」はマレーシアの首都クアラルンプールで11月4日に開催されたもので、日本側からは西村国土交通副大臣・志村鉄道局審議官・深澤JR東日本副社長等、マレーシア側からはサイド・ハミド陸上公共交通委員会議長、ムスタファ運輸省局長等が参加しました。
日本側は「高速鉄道の果たす役割」「新幹線の技術的優位性」「新幹線の整備効果」等に関するプレゼンテーションを行い、日本の新幹線への理解の促進を図りました。
マレーシア側からは「超電導リニア技術を含めた日本の鉄道技術への高い関心」 「高速鉄道による通勤圏の拡大あるいは観光需要の創出」 「新幹線の安全性、信頼性の高さ」 「省エネルギー性、省メンテナンス性など持続可能な輸送システムとしての新幹線に対する評価」などの反応・評価が得られました。
クアラルンプール-シンガポール間 約400キロに高速鉄道が開業すると約90分で移動できることになり、仙台から東京へ新幹線で行くように快適な移動が実現します。
JR東日本では訪日旅行パッケージ浸透を目的に、首都クアラルンプールKLモノレールの車体に新幹線ラッピングを実施しており、日本の高速鉄道についてもアピールを進めています。(JR東日本プレスリリースより)

マレーシア高速鉄道セミナーを開催しました(国土交通省)
~マレーシア、タイで初の鉄道車体ラッピングを実施!~(JR東日本)