のぞみ12本ダイヤ導入、東海道新幹線2020年3月14日ダイヤ改正。
2019年12月13日22:02
ダイヤ改正
JR東海は2020年3月14日(土)のダイヤ改正で「のぞみ12本ダイヤ」を導入します。
「のぞみ」1時間最大12本へ
「のぞみ」の運転本数が1時間あたり最大10本から最大12本へと2本増加します。
「のぞみ」最大輸送力は現行から20%増強、約16,000人/時となります。
「ひかり」毎時2本と「こだま」毎時最大3本と合計すると、1時間あたり最大17本となり、片道で1時間あたり最大22,500人が着席して移動できる世界に類を見ない高速・高頻度・大量輸送が可能に。
金曜夜などの週末や連休などのピーク時に座席が取りやすくなります。
ピーク時には「のぞみ」が平均で5分に1本の運転となるため、何度も列車を変更できるネット予約「エクスプレス予約」「スマートEX」と組み合わせると、山手線に乗るような感覚で「のぞみ」を利用できます。


「のぞみ」は全て東京~新大阪2時間30分以内に
東海道新幹線の全車両がN700Aタイプに統一され、「のぞみ」の所要時間が短縮します。
「のぞみ」最大12本/時の全列車が東京~新大阪2時間30分以内となります。現行は2時間30分以内が3本/時で、2時間37分かかる列車もあります。


山陽直通「のぞみ」毎時最大6本へ
山陽新幹線に直通する臨時「のぞみ」を増やし、1時間あたり最大6本の直通「のぞみ」を運転可能になります。
下り:東京発7・8・14~17時台
上り:東京着11・18~21時台
上り東京着11時台は最大7本、それ以外の上記時間帯は最大6本運転
早朝・夜に臨時「のぞみ」増える
東京駅6時台に2本、21時台に1本臨時「のぞみ」が増えます。
東京駅6時台は最大10本、21時台は最大5本の「のぞみ」が運転可能となります。
東京22:00発、名古屋行き臨時「のぞみ」新設
東京駅22:00発の名古屋行き臨時「のぞみ」が新設されます。
早朝、三島発東京行き「こだま」増発
三島駅から東京駅への始発列車となる「こだま」が増発されます。
「こだま800号」三島06:17→東京07:06(定期列車・毎日運転)
「こだま」の指定席車両が変更
「こだま」の7号車が自由席→指定席に、16号車が指定席→自由席に変更となります。ダイヤ改正後の「こだま」自由席は1~6号車と13~16号車になります。(一部列車・運転日は13・14号車が指定席になる場合あり)
朝夕運転されている普通車全車自由席の「こだま」は7号車が指定席となります。(一部「こだま」は普通車全車自由席のまま)
7号車の東京寄りには喫煙ルームが設置されています。(一番近い席7号車15番)
700系の引退とダイヤ改正で、東海道新幹線の全列車はN700Aタイプに統一され、全席禁煙、最高速度285km/h運転となります。
2020年3月14日JRダイヤ改正。東海道・山陽・九州・北海道・東北・上越新幹線